*セキュリティ用語集*


*Wet-Ware*

用語の別名ウェットウェア
ジャンル[語彙]
内容元々は人間の脳を指す言葉で、機械に該当する「ハードウェア」やプログラムに該当する「ソフトウェア」という呼び方に対し、人間を表現するために使われます。
良くも悪くもハードウェアやソフトウェアは人間が作ったとおりに動くので、コストをかけて正しく構築すれば理論上は要件どおりのシステムが出来上がるはずです。仮に思い通りに動作しなかったとしても、あくまでハードウェアやソフトウェアは人間が作ったとおりにしか動かないので、ハードウェアやソフトウェアそのものには非がありません。これに対し、人間は時として通常では考えられないミスを犯したり、そもそも意図どおりに動いてくれない可能性があり、システムの中では最も厄介な存在です。このことをうまく表現するために、あえて「人間」と言わずに「ウェットウェア」という言葉を使うようになりました。


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