*セキュリティ用語集*


*ウイルス*

用語の別名Virus、ウィルス、コンピュータウイルス、ビールス、ヴァイラス
ジャンル[ウイルス]
内容医学で言うところのウイルスと同じく、コンピュータに実行させるプログラムの中で「自己伝染機能」「潜伏機能」「発病機能」のうち1つ以上を持つものを「コンピュータウイルス」または単に「ウイルス」と呼びます。世界で初めて発見されたウイルスは、1986年にパキスタンで発生した「Pakistani-Brain」と言われています。それ以来、新しくウイルスやその亜種が産み落とされるたびに駆除されるといういたちごっこの歴史が続いています。
ウイルスの実体は単なるプログラムであり、他の有益なプログラムと何ら変わりません。したがって、発病時の動作はプログラム次第であり、そのホストで実行可能な命令はウイルスも同様に実行できるので、危険なものであるかどうかは作者の目的に依存します。ウイルスが作られる目的は様々で、HackerCrackerの腕試しであったり、ボットネットを構築するためであったり、欲しいという人に売って利益を得たりする場合もあります。感染方法も様々で、ファイル感染やトロイの木馬ワーム、あるいは複合型など多岐に渡っています。


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